当店使用の酵母はドイツ製「BIOREAL®有機酵母」です！

有機穀物、きれいな湧水、酵素から作られ培養されています。そして使われる原材料は、GMOフリー商品です（下記参照）。化学物質は発酵プロセスで一切使用されず、また安全な材料使用で酵母を洗浄する必要もなく、滅菌は蒸気、消毒剤も不使用。
“GMO”（Genetically Modified Organism）とは・・植物の病気に対する抵抗力の増強、急速な成長、耐損傷性、栄養強化などの特定の効果を生み出すため、DNAを人工的に創造・改ざんさせた微生物を指します。要するに遺伝子組み換え植物、生命体のことです。多くの消費者はGMOが長期の間にもたらすカラダへの影響をあまり知らずにスーパーなどで普通に買い物をしています・・。

 

一般の酵母は・・あまり知られていませんが..パンづくりの酵母といえば砂糖使用の使用がほとんどで、それは糖蜜は砂糖生産の副産物で安価だからです。自家製酵母は別として、一般に酵母を生産する場合、B.アンモニア、アンモニウム塩、アルカリ、さまざまな酸（硫酸を含む）、合成ビタミン、必要な化学成長物質。それに不快な風味と香りを除去するための洗浄剤などが使われています。市販のイーストも酵母に含まれますが、強い発酵力を持った菌だけを集め工場で純粋培養された人工的産物で、化学物質で培養されています。

 

実は..かつて当店は自家製天然酵母でした。これぞ完璧なパン！と思っていました。でも酵母を長く培養し水やライ麦粉をついで使っていると酵母菌も徐々に変化し、独特の臭みと酸味が強くなります。水分の中では菌は如何様にも変化するようで、食べてみましたがカラダにいいとは思えませんでした..自家酵母を思い切ってやめました。

 

そして安全な環境で作られ粉末状に加工したドイツのBIOREAL®有機酵母で作ることにしました。またかつての長時間発酵はやめてカラダにいい、すっぱくないパン作りを目指しました。ただし毎回同じ酵母が入荷するわけではなく、自然製法ですから風味、酸味も微妙に違います。冬場のパン作りは室温が低く発酵が若いパンも出来上がります。これはこれで目が詰まって美味しいのですが、酸味を感じる場合がありましたら何卒ご了承ください。

 

また酵母の量は一般の使用量の半分程度で作っています。パンは大きく膨らませるとせっかくの有機材料の味が薄らぎます。濃厚な味わいになるよう酵母量を減らして作ります。そのため1個のパン生地量は市販のパンの2倍はあるかと思います。一切れでも食べて十分満足でき、濃厚で栄養がいっぱいのパンになりました。

危険なGMO商品は市販の食品、缶詰、菓子類、家庭用の洗剤やシャンプーなど、お店の棚に並んでいます。やはり日常使うものはなるべくオーガニック、GMOフリー商品を選ぶことで環境や自らの体内環境を守ることができます。これが健康づくりの基本かと思います。当店のパンは酵母はもちろん、パン材料もすべて有機材料で添加物一切不使用のGMOフリー商品です。全粒100％でおいしく作るのはもちろんのこと、お客様の口にするパンですから第一に「食べるほど元気になる安全な健康パン」をこれからも目指します・・。